オーケストレータでバッチ処理

オーケストレータで時間指定によるロボット実行をする際に、ロボット単体を実行するのではなく、前処理、後処理がくっついているbatファイルを実行したい場合があるのですが、そういった指定はできないのでしょうか?

ロボット実行前にnet useしたり、デフォルトプリンタ切り替えたりをbatで処理している実装になっているロボットをオーケストレータに移行しようとして、ロボットへ手を入れるしか手がないのかと思って愕然としています。

前後にRobotと直接関連しない処理の実行を指示する仕組みはございませんので、Robotのワークフローにバッチファイルを実行する処理を実装する、となるかと思います。
あくまで Orchestrator は Robot の管理ソリューションですので、 Robot に含まれていない動作などを指示する仕組みは含まれていない認識です。

バッチファイルの実行それ自体は、対象となるバッチファイルを “Start Process” アクティビティで呼び出すことで可能です。また終了検知は、プロセス自体を監視するか、ウィンドウの消失を監視するか、のいずれかが実装しやすいかと思います。

やはりそれしかないんですね。オーケストレータにもうちょっとジョブスケジューラ的な側面があるといいんですが・・・
uirobot.exe+ unattended+タスケジューラなロボットで苦労して運用している仕組みが、オーケストレータではことごとく「そんな機能はない」で終わってしまうので移行に伴うロボットの改修が膨大になり、オーケストレータのメリットがなくなってしまいそうです。ざんねん。

仕組みをフルに活用すれば、ご要望の動きが既存プロセスには手をつけずに実現することも技術的には不可能ではないかも知れません。実装例として、Robotから他のRobot/Processを順番に呼び出すようなワークフローを実装し運用検証しています。この仕組みを利用して、前後工程を個別のプロセスとして定義し、コアとなるプロセスの前後に実行されるよう設定できます。

ただしこのワークロードを組む工数と比較すると、前後工程を個別にワークフローとして個別に実装・検証し、既存のプロセスに大きな影響を与えずに機能追加する工数の方が小さく、現実的かと(個人的には)考えています。

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