「エラー発生時に実行を継続」オプションの使い方

クリックなど一部のアクティビティで「エラー発生時に実行を継続」というオプション
がありますが、どのようなシーンで使えば便利なのでしょうか?

以前から存在は知っていたのですが、イマイチ使えばよいシーンがイメージできないでいます。

ご指導よろしくお願いいたします。

こんにちは

例えば

もし要素あればクリック、なければ例外としなくても構わない

ような場合ですね。丁寧にするならTryCatchで囲むべきですが、手を抜きたいケース等で
これを使います。なお保守性や可読性の点からは、コメントとして記入する等をしておかないと
動作が把握しにくくなりますので、その点は注意が必要かと思います。
(そのため積極的には使わなくても良いようにも思えます)

ちなみにデータスクレイピングウイザードで出力されるExtractStructruredDataアクティビティは
このプロパティがTrueになっています。
これは次のページのリンクがあればクリック、なければ例外をスローせずに終了ということを
実現するためにこのようになっていると思われます。

例えば、「ファイルを保存する」ときです。
『保存』ボタンを押下して、既に同名のファイル名があると『上書き保存するか?』の確認画面が表示されます。

丁寧に実装すれば、画面を判定して条件分岐したりしますが、面倒だったりするときは、
クリックでエラー継続ありにしとけば、『上書き保存するか?』が でない場合 でも、エラーにならず処理が続きます。
(無駄な待ち時間を避けるために、クリックのタイムアウトの時間は調整が必要です。)

類似で、実行途中で予期せぬポップアップ画面がでる場合など、同様の実装をします。

こんにちは

しかし、そのためには、「THROWアクティビティ」を通じてそれをもたらす必要があります

下記のテストケースのように

Yoichi様
いつもご指導ありがとうございます。
とても勉強になりました。
私は、いつも丁寧に実装する派だったので使うことがありませんでした。
積極的に使わなくても、引き出しに持っておきます。

N2027様
いつもご指導ありがとうございます。
『上書き保存するか?』の事例は、経験があります。
いつも、画面判定をして正統派?の実装をしておりました。
知識の引き出しとして持っておきます。

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