Studio のローカル実行では成功するリモートデスクトップ接続先のセレクタ検出が無人実行で失敗する

Question/Problem
Studioからのローカル実行では正常にセレクタ検出できるワークフローが、同じ端末で無人実行すると、リモートデスクトップ接続時のセキュリティ警告画面でセレクタ検出に失敗します。

UiPath Studio v24.10.21
UiPath.UIAutomation.Activities v24.10.12

Error
以下のようなエラーが発生します。

このセレクターに対応する UI 要素が見つかりませんでした。

対象画面の例:

<rdp app='mstsc.exe' cls='TscShellContainerClass' title='リモート デスクトップ接続'/>
<wnd app='mstsc.exe' cls='#32770' title='リモート デスクトップ接続のセキュリティ警告'/>

Root Cause
プロジェクトで使用している UiPath.UIAutomation.Activities、およびリモート端末側の UiPath Remote Runtime のバージョンが古く、Unattended Robot 実行時のリモートデスクトップ接続のセキュリティ警告画面を正しく認識できなかったことが原因です。

本事象では、Studio 本体は更新済みでしたが、プロジェクトで使用している UiPath.UIAutomation.Activities が v24.10.12 のままでした。UiPath.UIAutomation.Activities v24.10.18 では、Windows セキュリティ ダイアログの自動化の整合性強化、およびマルチホップ リモート接続のサポートに関する修正が含まれています。

Solution
以下を実施します。

  1. プロジェクトで使用している UiPath.UIAutomation.Activities のバージョンを確認します。

  2. v24.10 系を利用している場合は、UiPath.UIAutomation.Activities を v24.10.18 以降にアップグレードします。

  3. リモート端末にインストールされている UiPath Remote Runtime のバージョンを確認します。

  4. UiPath Remote Runtime が v24.10.18 未満の場合は、v24.10.18 以降にアップグレードします。

  5. アップグレード後、対象画面のセレクタを Studio 上で再取得します。

  6. Unattended Robot 実行で、対象画面のセレクタ検出および操作が成功するか確認します。

本ケースでは、UiPath.UIAutomation.Activities と UiPath Remote Runtime を v24.10.18 にアップグレードしたところ、無人実行でもセレクタ検出ができ、想定通り動作することを確認しました。

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