Question
Windows アップデート後、Windows セキュリティ画面に対して UI Automation アクティビティを使用した自動化処理において、エラーが発生する、または画面内の要素が認識できず、UI 操作に失敗する事象が発生します。
エラー
対象のアプリケーションにアクセスできません。管理者特権が必要な可能性があります。
Answer
原因
Windows 更新プログラムに含まれるセキュリティ修正の影響により、Windows セキュリティ画面 (CredentialUIBroker.exe) が従来より高い整合性レベル (medium+) で動作するようになりました。これに伴い、通常権限で起動した Robot Executor からのアクセスが失敗します。
解決策
■ Unattended (サービス モード) の場合
Robot v2025.10.6 および v2024.10.19 において、Robot Executor を medium+ の整合性レベルで起動する機能が追加されました。
Robot v2025.10.6 および v2024.10.19 へアップグレード後、下記の手順で機能を有効にすることで、サービス モードの Robot Executor から Windows セキュリティ画面へアクセスできるようになります。
本機能は、ユーザー モード (Assistant、Attended) には適用されないためご留意ください。
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スタート メニューから [システム環境変数の編集] を起動します。

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[環境変数] をクリックします
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システム環境変数の [新規] を選択します
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以下の値を入力し、[OK] を押します。
変数名 : UiPath_MEDIUMPLUS_EXECUTOR
変数値 : true
- Robot サービスを再起動します。
参考 :
Robot サービスを再起動する方法を教えてください - 日本 / ナレッジベース
参考:
Robot - 2025.10.6
参考:
Robot - 2024.10.19
■ ユーザー モード (Assistant、Attended) の場合
Windows セキュリティ画面の自動化を行うには、UiPath Assistant と関連プロセスを管理者権限で実行する必要があります。
UiPath Assistant を管理者権限で起動する場合、関連するプロセスも全て同じ権限で起動する必要があります。
■ UiPath Assistant と関連プロセスを管理者権限で起動する方法
- タスクマネージャーの [詳細] タブを開き、以下の UiPath プロセスが起動していないことを確認します。起動している場合は事前にプロセスを終了します。
- UiPath.Assistant.exe
- UiPath.Service.UserHost.exe
- UiPath.Executor.exe
- UiPath Assistant を「管理者として実行」 メニューから起動します。
■ UiPath 関連プロセスが管理者権限で起動していることを確認する方法
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タスクマネージャーの [詳細] タブを開きます
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列ヘッダーを右クリックして [列の選択] を選択し、[管理者特権] 列を有効化します。
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各 UiPath プロセスの [管理者特権] 列の [はい]/[いいえ] の値を確認します。
※ タスク マネージャーで [管理者特権] = [はい] は、プロセスが High (またはそれ以上) の整合性レベル (管理者) で実行されることを意味します。[管理者特権] = [いいえ] は、medium、medium+、またはそれ以下を意味します。
■ UiPath Assistant を管理者権限で起動することが難しい場合
ご利用の環境において UiPath Assistant を管理者権限で起動できない場合、対象の Windows セキュリティ画面の内容をご確認のうえ、当該ダイアログを表示しない設定、または操作フローの変更による代替が可能かご検討ください。
例:リモート デスクトップ接続時などの資格情報入力画面の場合
Windows 資格情報マネージャーで資格情報を設定します。これにより、ポップアップが表示されなくなる可能性があります。※ ご利用端末で Credential Guard が有効になっている場合、RDP 接続のシナリオでは本方法が機能しない可能性があります。
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資格情報マネージャーを起動します。

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[Windows 資格情報] > [Windows 資格情報の追加] を選択します。
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リモートデスクトップ接続時に指定するコンピューター、ユーザー名、パスワードを入力し、[OK] で保存します。







