Automation Cloud におけるライセンスの視認性の向上について

近日中のリリースで、Automation Cloud™ の UiPath ポータル内における、ライセンス表示方法の改良を予定しています。これに伴いインターフェイスに数点の変更が発生しますので、あらかじめご承知おきください。今回の変更は現在のライセンスの状態をポータル内により分かりやすく反映させるためのもので、ライセンスの購入方法、利用できるサービス、ならびにライセンスの利用規約の変更はありません。

変更内容

  • [ライセンス] タブのセクションが [ユーザー] と [ロボットおよびサービス] の 2 つになります。
  • 所有する各製品の公式な SKU 名、ライセンス数、ならびにライセンスの説明が表示されるようになります。
  • タブには、各 SKU の割り当て済み/未割り当てのライセンスも表示されるようになります。
  • Orchestrator の [ライセンス] ページも同様に更新されます。

必要なアクション
必要なアクションはありません。今回の変更はあくまでもレイアウトの改良を目的としていますので、ライセンスの権限が変更されることはありません。

変更理由
レイアウトの変更による企業ユーザーへのメリットは以下のとおりです。

  • 各 SKU の説明が表示されるため、それを確認してコンポーネント製品の機能を最大限に活用できます。
  • サービスに割り当てられているライセンス数や利用可能なライセンス数を、その他のライセンス情報と同じページで確認できます。
  • 購入した SKU をすぐに確認し、見積書/請求書と照合できます。

「SKU 」と「製品」の違い
2020 年 4 月の FTS リリース時に実施したライセンスの簡素化の一環として、自動化の規模を拡大しやすくするために、複数の製品を含むロールベースの SKU を作成しました。SKU の完全な一覧とその詳細については、こちらをご覧ください。今回のリリースでは、ポータルの [ライセンス] タブに公式の SKU 名が反映され、ライセンス済みの各 SKU について、説明のフィールドに製品の詳細情報が表示されるようになります。

たとえば、RPA Developer SKU には Studio、StudioX、Attended ロボット、Task Capture が含まれます。RPA Developer SKU を購入した場合、[ライセンス] タブにはその SKU に含まれるすべてのコンポーネントの説明が表示されます。ただし、これは購入した SKU や、その SKU で使用できる製品を確認しやすくするための改良ですので、ライセンスの権限は変更されません。

今回の変更によって、ライセンス管理がより簡単になり、必要な情報が確認しやすくなれば幸いです。

いつも UiPath をご利用いただき、ありがとうございます。

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