Question/Problem
Automation Cloudのユーザーライセンス管理機能の有効化後にAutomation Cloudの管理者が実施することを知りたいです。
Resolution
Automation Cloud管理者は次のことを実施してください。
AttendedロボットやStudioを利用するユーザーアカウントに、ユーザーライセンスを割り当てます。
ユーザーライセンスの割り当て方法は次の2種類あり、各ユーザーごとにどちらの方法を利用するか設定できます。
- ユーザーに直接ライセンスを割り当てる
- グループにライセンスを割り当て、ユーザーが所属するグループからライセンスを継承すグループにライセンスを割り当て、所属グループからライセンスを取得する
参考:
「ユーザー ライセンスを管理する > ユーザー ライセンスを割り当てる」
1. ユーザーに直接ライセンスを割り当てる
Automation Cloudの「管理」 >「ライセンス」画面の「ユーザー」タブにて、「ユーザーへのライセンス割り当て」の折り畳みを開きます。
「ライセンスを割り当て」を選択すると右側に表示されるパネルで、割り当て対象のユーザーを検索し、割り当てるライセンスをチェックし、「保存」ボタンを押下します。
※ライセンスを直接割り当て済みのユーザーは、該当ユーザーの「ライセンスの割り当てを編集」から編集します。
参考:
「ユーザー ライセンスを割り当てる > ユーザーに割り当てられたライセンスを管理する」
2. グループにライセンスを割り当て、所属グループからライセンスを取得する
グループに所属するユーザーは、グループで利用可能なライセンス数の制限内で、先着順の原則に従ってライセンスを消費します。
2-1. グループにライセンス割り当てルールを設定する
どのグループに所属するユーザーに、どのユーザーライセンスを割り当てるか設定します。
まずは、既存のライセンス割り当てルールを確認してください。
既定では、Automation DevelopersグループにはAutomation Developer-ネームド ユーザーライセンス、Automation UsersグループにはAttended-ネームドユーザーライセンスが割り当てられています。
必要に応じて、Automation Cloudの「管理」 > 「ライセンス」画面の「ユーザー」タブにて、「グループへのライセンス割り当て」の折り畳みを開き、ライセンス割り当てルールを新規作成したり、既存ルールを編集してください。
参考:
「ユーザー ライセンスを割り当てる > ライセンス割り当てルールを管理する」
ローカルグループの新規作成
既存グループを利用せず、ローカルグループを新規作成して利用することもできます。
Automation Cloudの「管理」>「アカウントとグループ」>「グループ」に移動します。
「グループを追加」をクリックし、例としてStudio用グループとAttended ロボット用グループを作成します。
「ライセンスを選択」でグループメンバーに自動で割り当てるライセンスを選択します。
例:ST開発者用グループにはAutomation Developer -ネームド ユーザー、Attendedロボット用グループにはAttended-ネームドユーザーライセンスを割り当てます。
作成したグループの「編集」ボタンをクリックします。
「名前」にてユーザーを検索して割り当てを実施します。(Studio用グループ、Attended ロボット用グループそれぞれに実施)
2-2. ユーザーをグループに所属させる
ユーザーをグループに所属させることで、そのユーザーがグループからライセンスを取得できるようになります。
たとえば、以下のようにユーザーをグループに割り当てる運用が考えられます。
- Studio開発およびオートメーション実行したいユーザーを、「Automation Developer - ネームド ユーザー」ライセンス割り当てルールを設定したグループに追加する
- 開発済みのオートメーションを有人実行したいユーザーを、「Attended - ネームド ユーザー」ライセンス割り当てルールを設定したグループに追加する
グループにメンバーを追加する方法
Automation Cloudの「管理」>「アカウントとローカルグループ」>「ローカルグループ」>「3点マー
ク」>「詳細を表示」>「メンバー」>「メンバーを追加」より、グループに所属するメンバーを追加できます。
ユーザーにグループメンバーシップを追加する方法
Automation Cloudの「管理」>「アカウントとローカルグループ」>「ユーザー アカウント」にてユーザーの名前をクリックし、ユーザーアカウントが所属するグループメンバーシップを追加できます。
参考:
「アカウントとローカル グループを管理する > ユーザー・プロファイルとグループ・プロファイルの管理」