Adobe Acrobat Pro DC上で、ページのトリミングを行うワークフローを作成しており、
以下の②までは動作できているのですが、③以降が動作せずに困っています。
①「PDFを編集」メニューを選択する
②「ページをトリミング」メニューを選択する(この時点でカーソルが+に変わる)
③画面の中央をダブルクリックする
④トリミングサイズを入力する画面が表示される
⑤画面にトリミングするサイズを入力する
状況としては、③のダブルクリックはエラーもなく通過しているのですが、
④の画面が表示されないために⑤の時点で要素が見つからずにエラーとなります。
そのため、③のダブルクリックが空振りしているのかと思い、
④の画面が表示されるまでクリックを繰り返すように、以下のリトライスコープを設けたのですが、
画面が出てもいないのに要素の検出でTrueが返されており、
リトライスコープをエラーなく通過してしまうためクリックのやり直しも実行することができません。
まず、Acrobat Proで同じような経験をした方がいらっしゃいましたら解決策をご教示いただきたいのと、
リトライスコープで条件が満たされていないのにエラー判定されない、
あるいは要素の検出で要素が表示されていないのにTrueが返されることについての
解決策をご存知の方がいらっしゃいましたらご教示いただけないでしょうか。
Yoichi
(Yoichi)
2
こんにちは
要素の有無を検出アクティビティは、表示の有無によらず、当該要素が存在すればTrueを返します。
(不可視の状態でも、要素があればTrueになります)
そのため、例えば、リトライスコープの条件は空欄にして、操作欄にクリックの後
要素を探す(Find Element)アクティビティで、 WaitVisibleオプションを有効にし、
タイムアウト時間を適当に設定すると良いと思います。(見つからなければ例外となり
リトライされます)
Yoichi様
ご返信いただきありがとうございます。
ご教示いただいた通りに設定したのですが、FindElementのWaitVisibleをオンにしても
画面が表示されていない状態でそのままスルーしてしまいました。
悩んだ末、画面のウィンドウを要素に使用するのをやめて
試しに画面上のコントロールを対象にして、FindElementを使用したところ、
想定通りの判定結果を得ることができ、とりあえず解決することができました。
要素が表示されていなくても不可視の状態で要素が存在したらTrueになる件、
非常に参考になりました。
この度はありがとうございました!
Yoichi
(Yoichi)
4
こんにちは
ということは、想定している箇所とは異なる他の部分に対して「存在する」と判断されている
かもしれません。
既に解決済みかと思いますが、デバッグ実行時に「要素をハイライト」をONにすると、
どこを対象に見に行っているか可視化できるので、これで上記の原因の切り分けができると
思います。また機会があればお試しください。