ロボットでの初回実行時の パッケージインストールに非常に時間がかかる

:grey_question: Question

Studioで作成したワークフローをロボット端末で最初に実行する際やStudioでプロジェクトを開いた際に、パッケージやライブラリのインストールに非常に時間がかかります。

:bulb: Answer

ご利用の環境により以下の可能性があります。

オフライン(インターネットに接続できない)環境の場合

1. オンラインのフィードにアクセスを行い、タイムアウトまで待機している

オフライン環境でOrchestratorもしくはインターネット上のアクティビティフィードを参照し、通信がタイムアウトするまで待機することで初回実行時間が長くなることがあります。
対策として次の回避策のいずれかを適用することをお試しください。

方法1. NUGET_OPTIONS=DisableOnlineFeedsを使用してインストールを行う

インストール時やバージョンアップ時にmsi インストーラーとコマンドライン引数を使用し、依存関係解決の際にオンライン上のフィードに接続しないよう設定することが可能です。
詳しくはガイドの「NUGET_OPTIONS」をご参照ください。

最新:

v2020.10:

v2019.10:

v2018.4:

このパラメーターをDisableOnlineFeedsに設定すると、ロボット用のオンラインの UiPath 公式フィードやコミュニティフィードを無効にできます。
この設定ではOrchestratorフィードとローカルフィールドのみが考慮されるため、DisableOnlineFeedsがオフライン環境での推奨値となります。

例)
※管理者権限のコマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。

cd [msi インストーラーが存在しているフォルダのパス]
UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Robot,RegisterService,Packages,StartupLauncher NUGET_OPTIONS=DisableOnlineFeeds

方法2. uipath.configファイルを直接編集する

次のファイルを直接編集することで1-A. でインストールを行った環境と同じ設定にすることが可能です。

作業手順:
・%ProgramFiles(x86)%\UiPath\Studio\uipath.configファイルのconfiguration → packageSettingsセクションに<add key="skipHttpConfigurationSources" value="true" />を追記します。

例:

<configuration>
<packageSettings>
<add key="skipHttpConfigurationSources" value="true" />  ←こちらの記述を追記します。
</packageSettings>
</configuration>

設定後、サービスモードの場合は管理者権限にて「Windows 管理ツール」-「サービス」を開き “UiPath Robot” を再起動を行います。

ユーザーモードの場合はWindowsからサインアウトを行い、再度サインインを行います。

方法3. 「パッケージを管理」のフィード設定からオンラインのフィードを無効にする

Studioの「パッケージを管理」の「ユーザー定義のパッケージ ソース」から「オフィシャル」「マーケットプレース」「nuget.org」など、「ソース」がhttpsから始まるものを削除またはチェックを外すことをお試しください。

2. セキュリティソフトによってUiPathのインターネットへのアクセス、NuGetキャッシュフォルダ(%userprofile%.nuget\packages)へのアクセスがブロックされている

セキュリティソフトのホワイトリストにUiPathの実行ファイル、または%userprofile%.nuget\packages以下のパスを追加します。

3.NuGetキャッシュフォルダ(またはその中の特定のフォルダ)へのアクセス権限がない

%userprofile%.nuget\packagesを一度削除し、再度パッケージのインストールを行います。

オンライン(インターネットに接続できる)環境の場合

1. プロキシを経由して外部に通信しているが、プロキシによって必要な通信がブロックされている

必要な通信がブロックされている場合、プロキシサーバのホワイトリストにそれらを追加ください。

Studio, ロボットが接続する外部サービスは次のものです。

UiPathのプロキシ設定に関しては次の記事を参照ください。

2. セキュリティソフトによってUiPathのインターネットへのアクセス、NuGetキャッシュフォルダ(%userprofile%.nuget\packages)へのアクセスがブロックされている

セキュリティソフトのホワイトリストにUiPathの実行ファイル、または%userprofile%.nuget\packages以下のパスを追加します。

3.NuGetキャッシュフォルダ(またはその中の特定のフォルダ)へのアクセス権限がない

%userprofile%.nuget\packagesを一度削除し、再度パッケージのインストールを行います。