Excelシートを上の行から順番に読み込んで処理をして、異常終了したら、Try catchアクティビティのCatch Blockにスローして、処理した行の最後の列に、System.Exceptionの内容を書き込むWFを作成予定です。System.Exceptionは
”ScreenReaderService: raw element provider not available”
のような、エンドユーザには意味が分かりにくい内容が書き込まれる想定で合ってますか?
Catch ブロックで System.Exception
を指定した場合は、あらゆる例外がキャッチされます。
例外の内容によっては、エンドユーザーが判断できる内容が記載される場合がありますので、一概にエンドユーザーにはわかりにくい内容が書き込まれるとは限りません(一般的には分かりにくいものが多いとは思いますが)。
例えば、ファイルが存在しなかったことを意味する System.IO.FIleNotFoundException
では、「ファイル ‘〜〜〜’ が見つかりませんでした。」というメッセージが表示されます。
また例外が出力するメッセージは、(開発者が)例外を生成するタイミングで指定出来る仕組みになっています。
例えば然るべき箇所で スロー アクティビティを使用し、そのパラメーターとして new Exception("Excelシートの読み込みに失敗しました")
のように指定をすれば、「Excelシートの読み込みに失敗しました」というメッセージを(Catch ブロックの処理の結果として)出力することも出来ます。
私自身の実例として、極力エンドユーザー(RPA実行者)によるトラブルシュートおよび再実行がしやすいプロセスを開発した際に、エンドユーザーが再実行前に確認すべき箇所をわかりやすく伝えることを意図して、出力するメッセージを変えたことがあります。
このときは Catch ブロック内で、Orchestrator上のログには本来のメッセージを記録しておき、そのうえでエンドユーザー向けの出力を書き換えて例外を再生成する、みたいなことをした記憶があります。
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