UiPath Studio/Assistant から Cloud Orchestrator へ接続できません

[system]

Question

UiPath Studio/Assistant から Cloud Orchestrator へ接続できません。UiPath を新しくインストールした端末で UiPath Studio/Assistant を起動して Cloud Orchestrator へのサインインを試みたところ「The remote certificate is invalid because of errors in the certificate chain: PartialChain」エラーが発生します。

ログの名前:      Application
ソース:          UiPath
日付:            <DateTime>
イベント ID:      0
タスクのカテゴリ: なし
レベル:           エラー
キーワード:       クラシック
ユーザー:         N/A
コンピューター:   <Computer Name>
説明:
UiPath.Service.UserHost 23.4.4.0 
UiPathUserServices_<Logon Username> <8 Digit Number> IInteractiveConnectFlow SignIn <2 Digit Number> . # System.Security.Authentication.AuthenticationException: The remote certificate is invalid because of errors in the certificate chain: PartialChain
   at UiPath.Service.HttpExceptions.Improve[T](Func`1 code)
   at UiPath.Service.UserHost.InteractiveConnectFlow.SignIn(SignInParameters parameters, CancellationToken ct)
   at UiPath.CoreIpc.Server.&lt;&gt;c__DisplayClass7_3.&lt;&lt;-ctor&gt;g__InvokeMethod|6&gt;d.MoveNext()

Answer

原因

下図例のように「証明書 (ローカルコンピューター)」->「信頼された証明機関」->「証明書」と展開すると画面右側に表示される証明書一覧に「Baltimore CyberTrust Root」が存在しないことが原因である可能性があります。

下図例では「Baltimore CyberTrust Root」が存在しており、問題が発生していません。

解決策

Cloud Orchestrator へ接続するために必要な証明書が不足している可能性があります。下記手順に沿って証明書をインストールして、問題が解消するか否かをお試しください。なお、下記手順は正常に証明書がインストールされている端末から証明書をエクスポートする作業が含まれています。

1. 正常に Orchestrator へのサインインがおこなわれている端末で、スタートメニューから検索をおこない「certlm.msc」というキーワードを入力して表示される「certlm.msc」をクリックします。

2. 「証明書 - ローカルコンピューター」->「信頼された証明機関」->「証明書」とクリックして表示される証明書一覧から「Baltimore CyberTrust Root」という証明書が存在することを確認します。

3. 「Baltimore CyberTrust Root」を右クリックして「すべてのタスク」->「エクスポート」をクリックします。

4. 表示された「証明書のエクスポートウィザード」ウィンドウにて「次へ」をクリックします。

5. そのまま「次へ」をクリックします。

6. 任意のファイル名を「参照」などをクリックして入力し「次へ」をクリックします。

7. そのまま「完了」をクリックするとエクスポートが完了した旨が表示されるので 「OK」をクリックします。

8. 問題が発生している端末で、スタートメニューから検索をおこない「certlm.msc」というキーワードを入力して表示される「certlm.msc」をクリックします。

9. 「証明書 - ローカルコンピューター」->「信頼された証明機関」とクリックして「証明書」を右クリックして「すべてのタスク」->「インポート」をクリックします。

10. 表示された「証明書のインポートウィザード」にて「次へ」をクリックします。

11. 証明書のファイル名を「参照」などをクリックして指定し「次へ」をクリックします。

12. そのまま「次へ」をクリックします。

13. そのまま「完了」をクリックするとインポートが完了した旨が表示されるので「OK」をクリックします。