? Question
Orchestrator画面上でStudioやAssistantの前回ログイン時間を確認するにはどうすればよいでしょうか。
Orchestrator v2021.10を利用していた時に、Orchestrator テナント>ライセンス ページでAttendedライセンスの「詳細を確認」をクリックし、「前回のログイン」列から前回ログインした時間を確認していましたが、Orchestrator v2023.10へバージョンアップ後にこの列の表示が無くなり確認することができなくなりました。
? Answer
「前回のログイン」列は、v2023.4以降で非表示になりました。
こちらはAttended ロボット台数が多い場合により素早く詳細情報が読み込まれる
ようにするための変更として実施されました。
参考情報:[前回のログイン] 列
なお、リリースノートには「この情報を取得したい場合は、
/api/UserPartition/users/{partitionGlobalId} エンドポイントを使用できます。」
と記載がございますが、v2023.10においてこのエンドポイントは廃止されています。
そのため代替案として、
“GET /odata/Sessions/UiPath.Server.Configuration.OData.GetGlobalSessions”
で「前回のログイン」情報を取得する方法をご提案します。
エンドポイント:/odata/Sessions/UiPath.Server.Configuration.OData.GetGlobalSessions
メソッド:GET
※$expandで"Robot($expand=License,User)"を指定するようお願いします。
Orchestrator APIを活用する方法はいくつかございますが、簡単に確認する方法と
してSwagger UIがございます。
<Swagger UIからAttended ロボットの「前回のログイン」情報を確認する方法>
1.Orchestrator の該当テナントにログインします、
2.ブラウザの別タブでOrchestratorのSwagger画面を開きます。
URLは以下のようなものです。
https://orchestrator/swagger/index.html
3.Swagger ページ右上のAuthorizeボタン(鍵マーク)を押下して認可します。
アイコンのロックが閉じた状態が認可された状態です。
4.Swagger ページのSessions>
GET /odata/Sessions/UiPath.Server.Configuration.OData.GetGlobalSessions
を開き、「Try it out」をクリックします。
5.$expand欄に「Robot($expand=License,User)」を入力します。
6.「Execute」ボタンを押します。
7.Response body欄で出力結果を確認します。"LastLoginTime"欄でユーザーが
最後にログインした時刻を確認できます。
参考情報:Swagger での API 呼び出しを認可する