Integration Serviceからトリガーされたプロセスが失敗した場合のリトライについて

Question

Integration Serviceのトリガーを作成し、メール新規受信時にプロセスを開始する運用をしようとしています。

トリガーによるジョブ開始時、プロセスのデフォルト入力引数「UiPathEventObjectId」にトリガーからに新規受信したメールIDの値が格納されますが、手動でジョブを開始する場合、入力引数「UiPathEventObjectId」を設定する場所が見当たらないです。

ジョブ実行が失敗した場合、同一メールに対してプロセスを再度実行させる方法はありますか。

:bulb: Answer

方法1:

Integration Serviceからトリガーされたジョブが失敗した場合、「ジョブ」ページ上で該当ジョブの記録の「その他のアクション」>「再実行」を選択すると、

同じ「UiPathEventObjectId」値で再実行されます。手動で設定する必要はございません。

方法2:

Orchestrator上で手動でジョブを開始する際に、アセットを利用してプロセスの入力引数「UiPathEventObjectId」に値を渡す方法で同一メールに対してプロセスを再度実行させることができます。

1.Orchestrator上でプロセスと同フォルダーにText型のアセットを作成します。(例:arguTest)

2.プロセスの中に『アセットを取得』アクティビティを実装し、出力値を引数「UiPathEventObjectId」を利用するアクティビティのプロパティに設定します。

3.Orchestratorから手動で実行する前に、1で作成したアセットにご希望の「UiPathEventObjectId」を設定します。

ご参考: