UIPATHはSAPと親和性があるとサイトで拝見しています。
SAPでGUIのバージョンアップがあった場合のUI要素に関してでわからない点があります。
GUIを7.4から7.5にバージョンアップしたところ、SAP項目をUIPATHのアクティビティ
click,type into等で認識できなくなりました。
対応として再度項目箇所をindicate on screenで設定しました。
このようにGUIのバージョンアップで発生したのはこちらのセレクターに関する理解不足で
発生したのかあるいは仕方のないのか今調査しています。
ちなみに、再度設定してもセレクターの内容は変わりませんでした。
開発時に何を注意すべきか教えていただきたいのと実際このような事象が発生した場合の
回避策があればご教示お願いします。
GUI Clientのバージョンアップによってセレクターが変わる場合があります。ただし、ケースとしては多くはないはずです。
対応方法としては、いくつかあります。
1,開発時にビジネスロジックと画面操作の部分を別々のXAMLファイルにします。XAMLファイル間は引数を利用し、データのやり取りを行います。
たとえば、以下のように分けることができます。
画面Aは、A.xaml
画面Bは、B.xaml
データ読み取り、加工は、C.xaml
税金計算は、Tax.xaml
そうすることで、画面変更があるとしても変更した部分のセレクターを取得しなおすことで対応可能です。
2,事前にテストする
3,セレクターになるべく可変の要素をなくすかWildCardに置き換える(SAPの場合が少ないですね、一部画面名などが変わることがあります。)
ただし、今回の事象から、画面のUIが変更されていないようですね。そのため、画面遷移がきちんと遷移されているかを確認する処理を入れることで対応可能かと思います。入力やクリックする前に、find elementなどを使うことで画面遷移されるまで待機してくれます。