ジョブ (プロセス) を実行するロボットの動作開始終了日時を一括取得する方法

:white_question_mark: Question

ジョブ (プロセス) を実行するロボットの動作開始終了日時を一括で取得する方法を教えてください。

:light_bulb: Answer

解決策

下記公開情報に記載の Orchestrator API のエンドポイント「/odata/Jobs」を利用することで一括取得が可能です。

下記手順に沿って取得できるか否かをお試しください。

  1. 下記公開情報を参考に Swagger へアクセスします。アクセスした際「Orchestrator API」と表示されていることを確認します。

  1. 「Jobs」セクションを探して「GET /odata/jobs」を展開して「Try it out」をクリックします。

  1. いくつか指定可能なパラメーターが表示されますので、下記 3 点のパラメーターを指定します。

$filter :
指定した項目での一致や、日時範囲などでフィルタリングします。
$select :
指定した項目のみ取得します。
$orderby :
指定した項目でソートします。

下記指定例です。
$filter :
HostMachineName eq ‘UR-Machine’ and StartTime ge 2024-01-01T00:00:00z
$select :
HostMachineName,StartTime,EndTime,ReleaseName,State
$orderby :
HostMachineName,StartTime,EndTime

上記指定例では、実行したロボット名「UR-Machine」で実行開始日時を「2024-01-01T00:00:00z」以降に絞り、ジョブ (プロセス) を実行したロボット名、実行開始日時と終了日時、実行プロセス名、および実行結果の項目を取得した上で、実行したロボット名、実行開始日時と終了日時でソートして出力します。

  1. 画面下部の「Execute」をクリックして、更に下部の Code 表示が「200」の成功となっていることを確認します。

  1. Code 表示の「200」の右側に出力された結果が表示されるので、更に右側下部の「Download」をクリックします。

  1. 例として「response_1716177810503.json」などでファイル名で JSON 形式ファイルがダウンロードされたことを確認します。ダウンロードした JSON 形式ファイルを表形式に整形するため、以降 Microsoft Excel を利用した例で説明します。その他ツールが利用できる場合は、必ずしも Microsoft Excel を利用する必要はありません。また、整形手順は一例です。

  2. 起動した Microsoft Excel で新規作成して画面上部の「データ」->「データの取得」->「ファイルから」->「JSON から」をクリックして、ダウンロードした JSON 形式ファイルを指定します。

  1. Power Query エディターが表示されるので、データ下部の「List」をクリックします。

  1. 展開されたリストが表示されるので「テーブルへの変換」をクリックします。

  1. そのまま「OK」をクリックします。

  1. 表示された「Column1」列右端の「↔」をクリックします。

  1. 認識された列名に誤りがない場合はそのまま「OK」をクリックします。

  1. 各列のデータが表としてプレビュー表示されていることを確認して「閉じて読み込む」をクリックします。

  1. Microsoft Excel の表示でデータが表形式で表示されることを確認します。

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