Main.xaml内でNew Exceptionで例外をThrowした場合、上位にTry Catchは必須でしょうか

UiPath Studio 2023.10.0 EnterPrise Licenseの初心者ユーザです。

以前の職場で、INPUT.xlsxやConfig,xlsx、設定.xlsxを開いて、INPUT.xlsを1行目から読んでWeb操作をするWFを作成しておりました。
Try Catchアクティビティは、Main.xamlを囲む形ではなく、初期処理やINPUT.xlsx存否チェックなどの個別のシーケンスを囲んでおりました。

ネットワーク内の過大トラフィックが原因で、正常系の繰り返し処理の最大試行回数をオーバーした場合、Main.xaml内でNew Exceptionで例外をThrowしていたのですが、そのThrowアクティビティの上位にはTry Catchアクティビティは配置してありませんでした。
考えてみたら、Main.xaml内でNew Exceptionで例外をThrowして、上位にTry Catchアクティビティがなくても、エラーログは記録され、WFの実行は止まるため、Main.xaml内でNew Exceptionで例外をThrowして上位にTry Catchアクティビティが無くても特に問題はない気がしますがいかがでしょうか。
有識者の方のコメントをお待ちします。

上位に Try Catch アクティビティがある場合とない場合とで、下記のような差があります。
ワークフロー上の主要な処理に影響しないと思われますので、どちらの実装でも問題ないかと思います。

  • Try Catch アクティビティがない場合
    • キャッチされなかった例外の情報がエラーログに記録されてワークフローの実行が止まります。
    • このときのログは、UiPath側の標準的なエラーの出力内容がそのまま出力されます。
    • ジョブの結果は「失敗」として記録されます。
  • Try Catch アクティビティがある場合
    • Catch 内にキャッチした例外の情報を出力する処理を明示的に作成する必要があります。
    • 上記で作成した処理にログの出力があれば、ログが出力されます。
    • Catch 内の処理が正常終了し、またそれ以降に例外が発生しなければ、ジョブの結果は「成功」として記録されます。

回答ありがとうございます。1点確認させてください。

>ジョブの結果は「成功」として記録されます。

具体的には、execution.logの最後に出る下記の文言のことでしょうか?

04:51:32.5690 Info {“message”:"<プロジェクト名> の実行が終了しました。

「Assistant上での実行結果の表示」「Orchestrator上でのジョブのステータス」が成功と記録されます。

確認させてください。

>「Assistant上での実行結果の表示」「Orchestrator上でのジョブのステータス」が成功と記録されます。

Catch Block内の処理で、ErrorHandler_Terminate.xamlを呼び出していると想定します。
ErrorHandler_Terminate.xamlでは、エラーログを出力し、Terminate workflowアクティビティを実行すると想定します。この場合、Main.xamlのTry Catch内でNew ExceptionをThrowしても、Assistant上で実行結果の表示が成功と記録されるという認識でお間違いないでしょうか。

上記の内容を踏まえると、Terminate Workflow アクティビティによって例外が発生するため、下記の条件を満たさず、Terminate Workflow アクティビティのプロパティに指定した内容に従って、「Try Catch アクティビティがない場合」の挙動に移行します。