実行環境(Attended Robot)でxamlを起動する事はできるか

UiStudioのある開発環境で、UiRobotの引数にxamlを指定し、Publishをせずに実行していましたが
初めてUiRobotしかない実行環境にてロボットを動かしました。

その際、最初にエラーが発生し、トライアンドエラーの後動作するようにはなったのですが
何故そのような事象が発生するか、原因を知りたく、また本来どのようにすべきかを確認したく
投稿させていただきます。

環境や実施手順、質問事項について添付にまとめました。
UiPath実行方法.xlsx (10.9 KB)

ご教示の程よろしくお願い致します。

こんにちは

状況だけですと推定の域を脱しないので、まずはそれぞれの実行ログを確認したほうが良いと思います。
実行ログは
c:\Users[ユーザー名]\AppData\Local\UiPath\Logs
以下にあると思うので、それぞれのrunでどのような例外が発生しているか確認してから、現象を検証したほうがより確実な答えが見つかると思います。

ありがとうございます。

YYYY-MM-DD_Execution.logを確認したところ、該当の時間帯には、
Info [“message”:“xxxxx execution started”,“Level”:"Information"~
Info [“message”:“xxxxx execution ended”,“Level”:"Information"~
の2行しか出力されておらず、totalExecutionTimeInSecondsは0となっており
エラーは記録されていませんでした。

コマンドラインから実行した際は、画面上にExcel Application Scopeのエラーが表示されて
いたのですが記録を残していませんでした・・・。

現在は動く状況となっているものの、xamlを引数として起動すること自体を見直す必要が
あるのかどうか、確認したいと思っております。

@yuko5334 さん、こんにちは
わかるとこだけ消去法で回答します。

2.実行環境にてxamlから呼ばれるExcelアクティビティはどこのフォルダのパッケージを参照しにいくか。

絶対パスでない場合は、xamlで実行するとxamlのフォルダ、パッケージで実行するとパッケージのフォルダになります。下記を適当なアクティビティで表示するとわかります。

System.IO.Directory.GetCurrentDirectory()

お使いのバージョンではPublishは必須ではありません。

こんにちは

YYYY-MM-DD_Execution.logを確認したところ、該当の時間帯には、
Info [“message”:“xxxxx execution started”,“Level”:"Information"~
Info [“message”:“xxxxx execution ended”,“Level”:"Information"~
の2行しか出力されておらず、totalExecutionTimeInSecondsは0となっており
エラーは記録されていませんでした。

コマンドラインから実行した際は、画面上にExcel Application Scopeのエラーが表示されて
いたのですが記録を残していませんでした・・・。

エクセルファイル中の実施内容2のエラーですが、推察になりますが、状況から判断すると、EXCELのアクティビティパッケージが読み込まれていない状態での実行結果ではないかと思います。
おそらくコンソール上は以下のようなメッセージであったのではないかと思います。
System.Xaml.XamlObjectWriterException: Cannot create unknown type ‘{http://schemas.uipath.com/workflow/activities}ExcelApplicationScope’.

実施内容5のタスクトレイからの実行ですが、nupkgを所定の場所に配置した直後は、タスクトレイの状態は以下のようになっています。
first
この状態でボタンを1回クリックすると、nupkgの展開や依存関係の解消を行います。
そのため、(あくまで推察ですが)この1回のクリックを実行のつもりで行った場合、見た目上何も起こりません。

nupkgの展開や依存関係の解消が行われ実行可能になると以下のような画像になります。
second

この状態になりますと、5によって依存関係が解消された状態=EXCELのアクティビティパッケージも配置されている状態になりますので、6でのコマンドラインでも正常に実行できます。
また実行可能状態なので7でも正常に実行できるということになります。

EXCELファイル中の質問の回答としては

1.実行環境にてUiRobotからxamlを起動する運用は問題ないか。UiPath Orchestratorの利用を想定していなくてもPublishは必須なのか。

Publishした方がベターと思います。バージョンによってはコマンドライン起動はサポートされないといった状況もありますので。
2018.4以降はもう少し状況が変わるみたいですがPublishがベターとうことは変わらないと思います。

2.実行環境にてxamlから呼ばれるExcelアクティビティはどこのフォルダのパッケージを参照しにいくか。

製品バージョン・環境などによって異なると思いますが、2018.2系ですと

C:\Users[ユーザー名]\AppData\Local\UiPath\Activities

になります。ここに展開されていればコマンドライン実行からでも参照できます。
ちなみに2018.2系ですとコマンドライン実行時にproject.jsonを参照しにいくので、自動的に依存関係を解消してくれるようです。
2017.1系はすでに手元に環境がないので不明ですが、依存関係の自動解消などはしなかったと記憶しております。

3.実行環境にて当初、Excelアクティビティが利用できずエラーとなったが、⑥以降動作するようになったのはなぜか。

冒頭の説明になります。